
1980年代後半から90年代にかけて、日本テレビ系で12月30日・31日に放送されていたあの大型テレビドラマシリーズです。
こたつでみかんを食べながら、家族でじっくり歴史の転換点を眺める・・・まさに日本の年末の風物詩でしたよね。
歴代の主な名作ラインナップ!
特に人気の高かった、初期の「里見浩太朗・主演時代」を振り返ってみましょう。
◆ 忠臣蔵(1985年)
主演:里見浩太朗
概要:シリーズ第1作。豪華キャストで大ヒット。
あらすじ:
元禄14年、赤穂藩主・浅野内匠頭は、高家・吉良上野介の執拗な嫌がらせに耐えかね、江戸城松の廊下で刃傷事件を起こします。即日切腹を命じられた主君の無念を晴らすため、家老・大石内蔵助は苦渋の決断を下します。
牙を隠し、遊興に耽るフリをして敵の目を欺き続けた浪士たち。元禄15年12月14日、降りしきる雪の中、47人の義士がついに吉良邸へ討ち入ります。主君への忠義を貫き通した男たちの、壮絶な復讐劇と最期の輝きを描いた不朽の名作です。
◆ 白虎隊(1986年)
主演:森繁久彌 / 里見浩太朗
概要:堀内孝雄の主題歌『愛しき日々』も大流行。
あらすじ:
幕末、戊辰戦争の荒波に飲み込まれた会津藩。武士の誇りを胸に、16、17歳の少年たちで結成された「白虎隊」も最前線へと出陣します。しかし、圧倒的な新政府軍の火力を前に、少年たちは敗走を余儀なくされます。
命からがら辿り着いた飯盛山。そこから見えたのは、炎に包まれる鶴ヶ城の姿でした。「城が落ちた」と誤認した少年たちは、主君への忠義と絶望の中、自ら命を絶つ決断を下します。時代に翻弄された若き命の輝きと、家族の絆を描いた涙の名作です。
◆ 田原坂(1987年)
主演:里見浩太朗
概要:西郷隆盛と明治維新を描いた感動作。
あらすじ:
維新の立役者・西郷隆盛は、新政府のあり方に絶望し故郷・鹿児島へ帰郷。しかし、時代の濁流に抗う不平士族たちに担ぎ上げられ、ついに「西南戦争」の火蓋が切って落とされます。
日本最大の激戦地となった熊本・田原坂。かつての盟友・大久保利通ら新政府軍を相手に、西郷軍の薩摩武士たちは抜刀隊として死闘を繰り広げます。雨降る田原坂で散っていく若き命と、愛する日本を二分して戦わねばならなかった西郷の孤独な最期を描く、壮大な感動作です。
◆ 五稜郭(1988年)
主演:里見浩太朗
概要:榎本武揚を中心に、幕末の北の大地が舞台。
あらすじ:
戊辰戦争の最終局面。旧幕府脱走軍の総帥・榎本武揚は、理想の国を求めて艦隊を率い、新天地・北海道へと渡ります。箱館に築かれた巨大な要塞「五稜郭」を拠点に、武士たちの理想郷「蝦夷共和国」の建国を宣言。
しかし、新政府軍の圧倒的な軍勢が北の大地へ迫ります。不世出の軍師・土方歳三らと共に、死を覚悟した壮絶な抵抗を続ける志士たち。雪解けの函館を舞台に、散りゆく幕府の最期と、敗者の美学を描いた感動の巨編です。
◆ 奇兵隊(1989年)
主演:松平健
概要:高杉晋作の情熱を描いた作品。
あらすじ:
幕末、黒船来航に揺れる長州藩。風雲児・高杉晋作は、身分にとらわれず「志」を持つ者たちが集う日本初の民衆軍「奇兵隊」を創設します。倒幕の情熱に燃える若者たちは、強大な権力と外国艦隊を相手に、不可能と思われた戦いへ挑みます。
功山寺挙兵から下関戦争まで、疾風怒濤のごとく駆け抜けた高杉。結核に冒されながらも、「おもしろき こともなき世を おもしろく」の言葉通り、時代の扉をこじ開けた一人の天才の短い生涯と、彼を支えた志士たちの絆を描く青春群像劇です。
なぜあんなに記憶に残っているのか?
豪華すぎるキャスティング
「オールスター」の名に恥じない、当時の大物俳優が勢揃いしていました。
主役級が脇役で出てくる贅沢さが魅力でした。
涙を誘う主題歌
堀内孝雄さんの『愛しき日々』や『憧れ遊び』、さだまさしさんの『冬の蝉』や『夢の吹く頃』など、エンディング曲が流れるだけで泣ける演出が定番でした。
圧倒的なスケール
合戦シーンの馬の数や爆破シーンなど、今の地上波ドラマではなかなか真似できない予算と時間がかけられていました。
観たことが無い人は、ぜひ観て欲しいです!



